インタビュー一覧 >  北灯ちとせ&うたや
北灯ちとせ:
まあそんで、部活ものにしようってことにしたあたりで、もっかい打ち合わせしましたね。
キャラ分ける予定で。
うたや:
そうですねー具体的にかためたのはあの時ですね。
北灯ちとせ:
一応、あの時に「この人はこうだからこういうオチにしたい」という話をして。
北灯ちとせ:
じゃあどのキャラ書く、という話になって・・・。
うたや:
私が貧乳ロリがいいと主張した記憶があります。
北灯ちとせ:
プロットというほどのもんじゃなくて、もやっとしたテーマみたいな感じでしたね。
そうそう。元は多紀さん振ろうかと思ってたんですよ。
「こういう子にしたいんだけど、ピンとくる?」っていったら「こない」って(笑)

そんで、残りは巨乳だし、ってことで凛音さんと舞羽をお願いするっていう。この時点では。
うたや:
そう、結局は自分の好みの性格のキャラクターじゃないと
可愛く書ける自信がなかったんですよ。
北灯ちとせ:
凛音はわりとイケそうだった?
うたや:
凛音はね、すごくわかるんですよ。
北灯ちとせ:
まじめにつっぱしりすぎる子なんですよね。
うたや:
未熟な優等生女子って感じが、共感できる。
北灯ちとせ:
話もわりと素直なボーイミーツガールでね。
初期プランでは、主人公とは同志であり、だんだん違いがでてきたり、
認め合ったり、という流れでいこうと。
そんなにはブレてないですよね。
うたや:
凛音は元々真面目でリアル目なキャラ設定でしたから、
そこはもう変えるつもりなしでやりましたねえ。
北灯ちとせ:
うん。多紀との対比で、そうしましょうって話でしたね。
嫉妬がけっこう生々しくてね。
うたや:
ですねえ。
北灯ちとせ:
この人は完璧に見えてコンプレックスの固まりなんです と。
うたや:
うんうん。そう言ってましたね。
北灯ちとせ:
そいや、凛音もはじめ1度別れるってプランがあったじゃないですか。
あれやめたのはなんでだったんです?
うたや:
まぁ微妙にありますけど、主には話の流れで今の形になりましたね。
ちょっと尺が足りなかった……。
北灯ちとせ:
たしかに、別れてもういっかいくっつけるとなると事件が必要ですしね。
うたや:
そうですね。まぁ重い部分もあったんでもうお腹一杯だよふえぇ……。
と個人的に。
北灯ちとせ:
さらに重くするのもなんだろうと。
うたや:
今回エロシーンがちょっと珍しい形だったので、それに左右されたところもありますね。
北灯ちとせ:
途中、ずっと続きますからなあ。
うたや:
すごいですよね。でも逆にリアルかもしれない。
青ビスたん:
では、篠原ゆりえさんについては。
北灯ちとせ:
あ、ゆりえさんはすごくシンプルですよね。キャラクターもシナリオも。
もうちょっと拗らせようかな? とも思ったんですけど。
これまた声優さんに聞いてみたりで。
この人って「初めから主人公のこと好きなんですか?」って聞いたら、
そうだって言われたので。
それならそのままいっちゃおう。なにかキッカケさえあればくっつくよねって。

出てきた瞬間から主人公のことが好きだし。屈折もあまりないし。

主人公をちゃんと異性としてみることさえできれば、みたいな話になってますね。
青ビスたん:
ラブ猛禽類に変貌してましたね…(笑)
北灯ちとせ:
持ち合わせのセックスアピールがすごいから(笑)

あとはあれですね、収録の時に音響さんと篠原ゆみさんが喋ってたんですけど、
なんかもうそれが面白くって。
あの、本人、絶対に悪気ないんだけどサラッとひどいこと言ったりとか。
かわしかたが上手いとかか。
そういうのももうシナリオにまんま入れたりとかしましたね。

あと歌を撮る時に緊張する緊張するって言ってたって聞いて。
ああ、そうなんだと。じゃあ緊張キャラにしちゃえ、とか。

なんか、ゆりえさんは始めに声あててもらった時からまんまだなーって感じがしてましたから。
ばんばんお任せでお願いしますみたいな感じでしたね。
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