青ビスたん: 晴れてディレクターになったわけですけども、 これ以降の作品では…… | |
taninonP: ディレクター的な立場で関わることが多くなってましたね。 クライミライとかNoelもまあ、ライターさんがしっかり世界作ってきて、 それをどう実現するかっていう。 | |
taninonP: あと、「ね〜つま」が初めてのオリジナル企画でしたね。 あれはかなり、コンセプトやプロット、 シナリオからシミュレーションパートからやってたですね。 自分的には企画からやったのが思い出深くて。 なんかもうすげえつっかえされたのを覚えてますね。 ※「ね〜つま」 | |
青ビスたん: それまでに企画ってどれくらい出したんですか? | |
taninonP: いや、沢山だしてたと思います。 変なのも含めていっぱい。 でもまあ、あんま分かってなかったから。 通らなかったですね。 | |
青ビスたん: 分かっていなかったとは? | |
taninonP: あの、企画っていうのはアイデアだけじゃなくて | |
青ビスたん: はい | |
taninonP: 社内外の状況、リソースとか、スタッフとか、 実現可能なものを言うわけで。 そんなもん新人が分かるわけないんですよね。 | |
青ビスたん: なるほど……。 | |
taninonP: だからまあ通らなくて当然だと……。 | |
青ビスたん: 絵が描けない、シナリオ書けない、スクリプトもだめ、 なら企画だ!という人はけっこういそうですけど……。 | |
taninonP: いや、そういうのはありはありなんですよ。 でもそれなら、絵が描ける人と、シナリオが書ける人と、 スクリプトができる人にツテと指示ができないと駄目なので、 ぶっちゃけどれか一つでもできたほうが ハードル低いぐらいじゃないかな。 |