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taninonP:
だから今回、イベント絵の7割とかそこらはHシーンに突っ込んでしまえと。
青ビスたん:
2年もあるのに!
taninonP:
2年あるのに! もうずっとエロエロだ!

もうエロから見たい人は見れるようにしちゃおうと
イチャイチャから見たいんじゃ! という人はそれでいい。
青ビスたん:
じゃあいろいろすっとばして
イチャイチャからはじめることもできる、ということ?
taninonP:
そうそう。これもフラシャにいたときから
「やりたいんですけど」と言ってたんですけど、止められてたんですよね。
「それじゃゲームじゃないだろう」って。
青ビスたん:
あー。
taninonP:
まあその通りなんですけど。
でも、こんだけ多様化してるわけじゃないですか。
ゲームの楽しみ方にしても。時間の使い方にしても。
だからイチャイチャからゲーム始めて、
気になったらその前を見てもいいじゃんって。
青ビスたん:
ということは…最初から回想シーンがオープンになっている、
みたいなイメージでいいんでしょうか?
taninonP:
オープンにもできるし。
ゲームモード選択があって、
いきなり付き合い始めからスタート可能になります。
いきなりハイテンション!
青ビスたん:
らぶらぶ……!
taninonP:
そういう風にやっときたい。
taninonP:
あと、前半のストーリーの見せ方も
短い話が沢山あるっていうイメージで作っています。
青ビスたん:
どういう感じに展開していくんですか??
taninonP:
アニメとか漫画で言えば1話完結のシリーズもの
ゲームで言えば……洋ゲーで比べるのもアレですけど、
LAノワールっていうのが事件解決もので。
1事件がワリと短いんですね。
青ビスたん:
はい。
taninonP:
だからあの、ゲームを止めるタイミングをはかりやすい。
ここまでやったからまた明日とか。
青ビスたん:
あ、なるほど。
意外と区切りがいいところまでやろうと思ったら長くて……、
ということって結構ありますもんね。
taninonP:
結構ね、ストーリーゲームってありがちなのは
ストーリーを忘れちゃうっていうのがありますから。
そうすると、ちょっと間があくともうやんなくなるってあるんですよね。

とくにもう僕らおっさんなので。
まとまった時間ないし、記憶力もだんだんヤバイ。
青ビスたん:
ひどいw
taninonP:
ロード時とか、現在のあらすじとかもしつこくつけようと思ってます。
おっさんゲーマーに優しく!
青ビスたん:
わたしもよく「どうだったっけ?」ってなりがちなので助かります。
taninonP:
あの、こういうのってわりと些細なことだけど、
ちょっと変わったことするのって、意外と難しいんです。
特に会社に入ってたりすると。
青ビスたん:
そうなんですか?
taninonP:
フラシャはそれでもいろいろやらせてもらえた方だと思いますけど。
それが例えばですね、プラスになんの? とか、
手間の割に効果があるかわからないとか、
そういうものって、なかなかやれないんです。

なんでそんなことするの? いつもと同じでいいじゃんって
まずなっちゃう。
青ビスたん:
あー……なるほど。
taninonP:
或いは批判があるかもとか。
たとえば、ほとんど選択肢がないゲームってありますけど。
青ビスたん:
はい。
taninonP:
「ほとんど」であってゼロのゲームってあまりない。
やっぱりあれ、怒られるかもって怖いんですよ。
だからひぐらしとかああいうのって、
商業だとなかなか作れない。
青ビスたん:
うーん。
taninonP:
回想シーンの件にしたって、
どうせ観たい人はセーブデータ捜してくるわけだし。
そこから観たいって人もべつにいいじゃんって。

だけど、怖くてできないんですよ。
その方がいいよなー、と思っても、批判があるかもと思ったらできないんですね。
なかなか。
青ビスたん:
でもそれは確かにちょっと、冒険ですね。
なんだか、推理小説を後ろから読む、みたいな感じがします。
taninonP:
うん。でも別にそういう人がいてもいいじゃないですか。
解説から読むとか。
DVD買ってラストから観れないソフトなんてないわけだし。
青ビスたん:
言われてみたら、そうかも。
taninonP:
楽しみ方はそれぞれでいいと思うんですよね。
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